ジェイコムマガジン掲載分はこちら, 多彩なジャンルの92ch以上(※)見放題。 This is exactly what Michelle and I hope to achieve through Higher Ground. 今夏、アメリカではオバマ一家にまつわる話題が続いた。オバマ夫妻のプロダクションとネットフリックスによるドキュメンタリー第1弾『アメリカン・ファクトリー』の配信開始と、オバマ家のニ女、サーシャの大学進学のニュースだ。 This is exactly what Michelle and I hope to achieve through Higher Ground. 今年4月、オバマ夫妻は映画やテレビ番組を製作するプロダクションを立ち上げ、ネットフリックスで配信することを発表した。その第1作目となるドキュメンタリー『アメリカン・ファクトリー』が8月に配信開始となった。, 一度は絶頂を極めながらグローバル化によって傾いたアメリカの工業が、必死のサバイバルを試みるショッキングな内容だ。オハイオ州の工業地帯からGM(ゼネラル・モーターズ)の工場が撤退し、大量の失業者が出た。数年後、同地に中国のガラス工場が進出する。元GM工員たちが採用されるも年収は半減、仕事は単調、さらに英語もままならない中国人の同僚から仕事を教わらなければならず、文化の摩擦も起こる。アメリカ人のほとんどがまだ知らず、知ればショックを受ける厳しい現実を描いている。, オバマ夫妻のプロダクションの名は「ハイヤー・グラウンド」という。「倫理的、モラル的な高み」という意味だ。他に6本の作品が予定されており、いずれもアメリカの過去・現在・未来を見つめる内容となっている。, ・Bloom:第二次世界大戦後のニューヨークを舞台に、女性と人種民族マイノリティの苦労と進歩を描くドラマ・シリーズ。・Frederick Douglass: Prophet of Freedom:19世紀に活動した元奴隷の奴隷解放運動家フレデリック・ダグラスについての映画。・Overlooked:ニューヨーク・タイムズ紙に連載された、新聞報道されずに終わった死者たちの生前の人生を描写するシリーズの映像化。・The Fifth Risk: Undoing Democracy:現政権がいかに民主主義を逆進させているか。・Crip Camp:障害者の権利運動について。・Listen to Your Vegetables & Eat Your Parents:幼児対象の”食”についての30分シリーズ。, オバマ大統領は大統領任期の後半にNPO「オバマ・ファウンデーション」を立ち上げている。その時点で任期終了後に取り組むプロジェクト「マイ・ブラザース・キーパー・アライアンス(MBK)」をすでに開始しており、NPOはその基盤となっている組織だ。, MBKはアメリカの人種/経済/文化事情を理由に教育面で遅れを取っている黒人/ラティーノの男子/青年の支援を行う。今では全米ほとんどの州に支部があり、広く活動を展開している。, 同NPOのもう一つの大きなプロジェクトは「バラク・オバマ大統領センター」の設立と運営だ。米国大統領は引退後に大統領の名を冠した図書館を設立するのが慣例となっている。オバマ大統領は地元シカゴのサウスサイド地区に図書館以上のマルチ機能を持たせた一大センターの建設を予定している。ここにもレコーディング・スタジオ、科学やITを学べる施設のあるティーン対象のセンターが設置される。サウスサイドは貧しく、地元の青少年は十分な教育環境を得られていないこと、一般観光客も楽しめる内容の大統領センターを作ることによって地元経済を潤すことも目的だ。, ミシェルのプロジェクト、「グローバル・ガールズ・アライアンス」も同NPOに属している。世界各国には貧困などが理由で学校に通えない10代の女の子が9800万人もいるという。そうした女の子たちに就学チャンスを提供するのがミシェルの目標だ。, きっかけはファーストレディ時代に訪れたアフリカのリベリア。電気もない粗末な学校に家事を済ませた後に何キロも歩いて通う少女たちを見て感銘を受け、始めた。, 昨年末に出版されたミシェルの自伝『Becoming』(日本語版『マイ・ストーリー』は2019/8/23発売)は、伝記本としては歴史的な45言語翻訳1,000万部超の大ベストセラーとなっている。8月25日付の米国アマゾン・チャート「最も読まれている本」ではいまだに1位だ。, 同書には、物心がついてからファーストレディという大役を終えるまでのミシェルの人生が平易な言葉で綴られている。決して豊かではなく、しかも父親が病身という家庭環境にありながらいかに勉強したか。優秀さゆえにアイヴィーリーグに進学するも白人の学生に囲まれ、環境に適応するためにどれほどの葛藤があったか。バラク・オバマとの結婚後はキャリア・パーソンとして、後に上院議員の妻として、さらにファーストレディとして、娘たちをいかに育てたか。, ミシェルの思いの大きな部分が子供・若者で占められていることが分かる。夫バラクも大統領としての訪問先で必ず支援者の赤ちゃんを抱き上げるほどの子供好きだ。その背後には人種ミックスの子供としてアメリカとインドネシアで育ち、様々なハンデを乗り越えて今に至った複雑な生い立ちがある。, オバマ夫妻が常に見つめるのは子供と若者だ。彼らが国と世界の未来を作ると知っているからだ。2人はシカゴのオフィスで初めて出逢った日から今に至る30年近いパートナーシップでその思いを共有している。だからこそ、2人はホワイトハウスを辞してなお、子供と若者の育成支援によってアメリカの未来に希望-Hope-を供給し続けているのである。(堂本かおる), ニューヨーク在住のフリーランスライター。米国およびNYのブラックカルチャー、マイノリティ文化、移民、教育、犯罪など社会事情専門。, ジョー・バイデンの過去/バラク・オバマのレガシー ~「黒人差別の歴史」を語る大統領候補者たち, 「アメリカ初の黒人大統領誕生から10年~Netflixとオバマ夫妻がコラボしたドキュメンタリー『アメリカン・ファクトリー』」のページです。政治、アメリカ、国際、社会などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。. Congratulations to the incredible filmmakers Julia Reichert and Steven Bognar, and the entire team! オバマ夫妻製作 米中文化の衝突を描くNetflixドキュメンタリー『アメリカン・ファクトリー』 BANGER!!! トム・ハーディら豪華キャストの出演決定!, ショーン・コネリーとハリソン・フォードの関係とは―― 『インディ・ジョーンズ』での思い出をフォードが振り返る!. アメリカン・ファクトリー: オバマ前大統領夫妻と語るの映画情報。24件のレビュー(口コミ・感想・評価)、内容・ネタバレ、あらすじ、予告編・予告動画、公開映画館情報、公開スケジュール、監督・出演者の関連映画情報。バラク・オバマ出演。 家計にやさしい固定電話。, 初めての方も安心。 It offers a window into people as they actually are and it’s the kind of story we don’t see often enough. 視聴数ベスト10発表!全米の2020年版・定額制動画配信サービスの映画ランキング, ベトナム戦争を舞台に「愛、恐怖、死」を描く名作小説の映画化!! Netflixドキュメンタリー映画『アメリカン・ファクトリー』の感想&考察です。前半はネタバレなし、後半からネタバレありとなっています。 原題:American Factory 製作国:アメリカ(2019年) 日本では劇場未公開:2019年にNetflixで配信 監督:ステーヴン・ボグナー、 I like this film for its nuanced, honest portrayal of the way a changing global economy plays out in real lives. - 3月27日(金) 17時30分. 番組内容、放送時間などが実際の放送内容と異なる場合がございます。番組データ提供元:IPG Inc.ロヴィ、Rovi、Gガイド、G-GUIDE、およびGガイドロゴは米国RoviCorporationおよび/またはその関連会社の日本国内における商標または登録商標です。このホームページに掲載している記事・写真等あらゆる素材の無断複写・転載を禁じます。, (※)「J:COM TV スタンダードプラス」の場合。地デジ・BSデジタル放送を含む。. アメリカン・ファクトリー: オバマ前大統領夫妻と語る 2019 10分 アメリカ映画 バラク&ミシェル・オバマ夫妻が、本作でメガホンをとったスティーヴン・ボグナーとジュリア・ライカートと作品を振り返り、話を伝えることの大切さを語る。 第92回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した『アメリカン・ファクトリー』(2019年)はNetflixオリジナル作品として、またバラク・オバマ、ミシェル・オバマ夫妻の製作会社ハイヤー・グラウンド・プロダクションの作品としても話題を呼んだ。 Oscar nominations came out today and I’m glad to see American Factory’s nod for Best Documentary. All Rights Reserved. サポート充実のやさしいスマホ。, 品質はそのまま、安心でお得な電力を 写真 Netflixオリジナル映画「アメリカン・ファクトリー」独占配信中 「名もなき普通の人々」と向き合う真摯な魅力. 品質はそのまま。 It offers a window into people as they actually are and it’s the kind of story we don’t see often enough. ©うたびと all rights reserved. 楽しさ広がるJ:COMのテレビ。 Congratulations to the incredible filmmakers Julia Reichert and Steven Bognar, and the entire team! I like this film for its nuanced, honest portrayal of the way a changing global economy plays out in real lives. アメリカン・ファクトリーの感想と評価 オバマ夫妻の製作会社ハイヤー・グラウンド・プロダクションズによる労働ドキュメンタリー。 スティーヴン・ボグナーとジュリア・ライカートの共同監督作品にして、 2020年アカデミー賞ドキュメンタリー賞にノミネート した映画です。 予測不能な砂漠でのサバイバルを描く『ゴールド』にて主演決定!, 2位はあの超問題作!? 応募&参加無料!イベント・プレゼント 2008年12月23日。 安心、快適インターネット。, 基本料金も通話料金もお得な 第92回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受 … Oscar nominations came out today and I’m glad to see American Factory’s nod for Best Documentary. (※)「J:COM TV スタンダードプラス」の場合。地デジ・BSデジタル放送を含む。, セキュリティとサポートが充実の 「アメリカン・ファクトリー」 オバマ夫妻のプロダクションの名は「ハイヤー・グラウンド」という。「倫理的、モラル的な高み」という意味だ。他に6本の作品が予定されており、いずれもアメリカの過去・現在・未来を見つめる内容となっている。 トリウッドは『バーフバリ』から『サーホー』ワールドへ! 複雑な人間関係を予習できる動画あり!. 第92回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した『アメリカン・ファクトリー』(2019年)はNetflixオリジナル作品として、またバラク・オバマ、ミシェル・オバマ夫妻の製作会社ハイヤー・グラウンド・プロダクションの作品としても話題を呼んだ。“元大統領夫妻がプロデュースしたドキュメンタリー”というわけだ。. A post shared by Barack Obama (@barackobama) on Jan 13, 2020 at 6:13am PST, 決して派手な作品ではないから、もし劇場用映画だったら日本での公開規模は小さかったはず。だがNetflixでは、気になったらすぐに見ることができる。時代だなぁ、と思う。, 実際に見てみると、なるほどこれはオバマ夫妻らしい作品だ。舞台はオハイオ州の巨大工場。映画はこの工場がゼネラルモーターズ(GM)としての操業をストップするところから始まる。そこにやって来たのは、経済成長を続ける中国の企業。自動車用のガラスを作るフーヤオ(FUYAO)社だ。フーヤオは失業者たちに雇用をもたらし、地元の救世主として期待される。, 映画の序盤で描かれるのは、労働者たちのぎこちなくも心温まる交流だ。一緒に働くだけでなく釣りに行き、ホームパーティーに誘う。, ただ、そんな中にも少しずつ“きしみ”が表れてくる。アメリカ人と中国人では“仕事”や“会社”に対する考え方がどうしても違うし、そもそも労働条件がGM時代とは大きく違う。給料は安く、労働時間は長く、休みは少ない。「安全は利益を生まない」という、あまりにも露骨な言葉さえ出てくる。, とりわけ印象深いのは、アメリカの社員たちが中国の工場を視察する場面だ。中国で働く工員たちは、さらに厳しい条件で働いている。故郷の家族に会えるのさえ、春節の休みくらいだ。号令のもとで軍隊のように整列して行なう朝礼をアメリカに持ち帰りアレンジしてみても、やはりうまくはいかない。, 中国式の経営の結果か、アメリカの工場で労災が発生。工員たちの不満は組合運動につながり、それは同じ工場で働く“仲間”だった人間たちの分断を招くことになる。, それは単に“中国人対アメリカ人の文化摩擦”ではない。組合結成を回避すべく雇われたコンサルタントの“研修”によって組合に反対するアメリカ人も出てくるし、一方で本社のトップも急激な利潤追求に疑問を抱いている。分かりやすい敵と味方、善と悪があるわけではなく、ただそれぞれの生活と人生があるだけだ。, 制服を着た工員たちが一斉に出勤する場面。そこには、働くことの安心感と厳しさの両面が表れている。この映画の主人公が、名もなき普通の人々であるという意味でもあるだろう。, Netflixで配信されているオバマ夫妻とスティーヴン・ボグナー&ジュリア・ライカート監督の対談(『アメリカン・ファクトリー: オバマ前大統領夫妻と語る』)によると、まさにこの映画は普通の映画では画面に映らない人々を描くもの、だという。また、製作のスタンスとして「先入観を捨てる」「お互いの話を聞く」「恥をかかせようとしない」「暴露映画は作らない」ことを重視したそうだ。, ドキュメンタリー映画にはさまざまな形があり、その手法自体が面白さに直結している場合もある。だが『アメリカン・ファクトリー』の美徳はフェアで真摯なところだ。シリアスな題材だからこそ、その姿勢が絶対に必要だったと言えるだろう。.