欧州文化首都(2018年はヴァレッタが舞台! 欧州文化首都とEU・ジャパンフェスト)

 2018年の欧州文化首都に制定されたマルタの首都ヴァレッタは、来年に迫った開催に向け準備が進められている。
 さて、この欧州文化首都とは、どんな活動なのだろうか。
それは、欧州統合と深いつながりがある。
「戦争の世紀」と呼ばれ、20世紀に繰り広げられた二つの世界大戦は、いずれも欧州大陸で勃発した争いから、世界を巻き込む悲惨な大戦へと拡大した。欧州が平和でなければ、世界平和は実現しないという教訓から、戦後間もなく欧州統合への第一歩が踏み出された。
一方、マルタは1964年英国から独立、2004年にはEU加盟を果たした。
そのマルタでは、1989年12月ゴルバチョフ書記長とブッシュ大統領による「マルタ会談」が行われ、1945年のヤルタ会談で始まった米ソ冷戦は、その終結が宣言された。この歴史的な宣言は、「ヤルタからマルタへ」という表現がしばしば付与されており、マルタは欧州のみならず世界平和への重要な役割を果たしたことでも知られている。そして今、欧州大陸には長い苦難の歴史を経て、EU(欧州連合)という27か国の広大な平和ゾーンが広がっているのである。
 欧州平和への長い道のりのなかで、欧州文化首都は生まれた。
 「真のヨーロッパ統合には、お互いのアイデンティティーとも言うべき、文化の相互理解が不可欠である。」というギリシャの文化大臣メリナ・メルクーリ女史の提唱により、 1985年「欧州文化首都」制度が発足。当初は、EU加盟国内での開催であったが、欧州市場統合が完成した1993年アントワープ( ベルギー)の開催からは、世界各国へ参加を呼びかけることとなった。
その呼びかけに対し、各界の有志によりNGOの「EU・ジャパンフェスト日本委員会」が設立され、以来25年にわたり毎年の欧州文化首都が主催する多彩なプログラムに招聘される日本のアーティストや団体を資金的にサポートする活動を行っている。
 この半世紀で、日本の芸術文化はヨーロッパに浸透した。とりわけ盆栽、俳句、アニメ、漫画、武道は、もはやヨーロッパの地域社会において、日々の生活にすっかり溶け込んでいる。また、コンテンポラリーダンス、音楽、デザイン、建築、デジタルアート、青少年による合唱プログラムをはじめとする様々な分野のアートにも世界からの熱い視線が注がれている。来年の開催に向けては、2013年以来、日本とヴァレッタの関係者が往来し、プログラムの実現にむけて、当事者同士協議が進められている。
 グローバル化が進展する21世紀、世界の国々があらゆる文化や芸術を共有する時代を迎え、欧州文化首都は、日本をはじめ世界100ヶ国以上の国や地域から参加するグローバルな文化プロジェクトへと発展拡大している。さらには、欧州文化首都開催都市では、歴史的な文化遺産が再整備されるほか、未来に向けての創造的で野心的なプログラムも企画され、「カルチャーツ ーリズム」のディスティネーションとして、世界各国からの観光客の関心が高まっている。
 マルタにおける欧州文化首都の開催は、ヴァレッタが最初の都市となる。
 歴史上、ヨーロッパとアフリカ、中東、アジアの文明の交差点となってきたマルタは、同時に過去、現在、未来を結ぶ大きな使命がこの開催に期待されている。欧州文化首都ヴァレッタ2018の開 マルタにとってゴールではない。 世界のトップクラスの魅力ある国として、次

1月20日 オープニング・セレモニー 1月20~5月28日「ヴァレッタ 2018」メイン・エキシビション 1月13~1月27日 ヴァレッタ国際バロックフェスティバル
4月13、20~22、27~29日、5月4~6、11~13日
国際アートフェスティバル「アルトフェスト・マルタ」
5月4~6日 ヴァレッタ・グリーンフェスティバル
5月12~31日 写真展
「日本に向けられたヨーロッパ人の眼・ジャパントゥデイ vol.20」
6月7日 ヴァレッタ海の祭典 6月8~17日 ヴァレッタ映画祭 6月1~16日 マルタ国際アートフェスティバル 8月29~31日 マルタ地中海文学フェスティバル 10月6日 ノッテ・ビアンカ 11月4~11日 マルタ・デザインウィーク
イベントの日程は、予告なく変更される場合があります。ご利用時には、最新の情報でお確かめ下さい。

 

治安

治安は非常に良好で夜の外出でも一般的な注意で特に危険はありませんが、観光地では常識的な範囲での行動を心がけてください。セントジュリアンズ(パーチャビル)など、繁華街での夜の一人歩きなどは避けてください。万が一何かトラブルにあった場合は直ちに警察(112)、もしくは、在イタリア日本大使館(ローマ)に連絡してください。在イタリア日本大使館(ローマ) 住所:via Quintino Sella 60 00187 Rome, Italy T: (+39)0648-7991

時差

サマータイム(夏時間)は3月最終日曜日-10月最終日曜日まで。日本との時差は7時間。(日本時間24時=マルタ時間14時)
それ以外の時期は時差8時間(冬時間)。

気候と服装

地中海性気候で11月-4月は平均気温14℃、5月-10月は平均気温23℃。 降水量は1年間で578mm。 特にサマーシーズンといわれる6月中旬-9月中旬にかけて日差しが最も強く、30℃を超える日が続くため、帽子やサングラス、日焼け止めが必要です。
10月-3月は雨季で、とりわけ11月-2月いっぱいは天候が崩れることが多く、朝晩の気温の差が激しいため、長袖シャツ、カーディガン、ジャケット、セーター等の防寒具が必要です。

マルタ年間平均気温・雨量

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ひと月中の日照日 18 22 25 28 28 30 30 29 27 24 21 17
平均日照時間 6 7 8 9 10 11 12 11 9 8 7 6
雨量(mm) 90 60 39 27 10 1 0 6 43 78 91 110
最高気温(℃) 16.0 15.9 17.1 20.1 24.1 28.5 31.5 31.7 28.5 25.2 21.0 17.4
最低気温(℃) 10.4 9.9 11.4 13.4 16.6 20.3 22.9 23.7 21.6 18.7 15.1 11.9
海水温度(℃) 15.4 14.9 15.0 15.9 17.5 21.1 24.1 25.8 25.2 23.2 20.6 17.4

注意) 上記はいずれも過去30年間にわたる統計に基づく月間平均数値

言語 (マルタ語、英語、イタリア語)

マルタは地中海では珍しく公用語は英語。マルタ語の65%は植民地化が長かったアラビア語が語源。残りの35%は他の宗主国の言葉が混合した合成語。
最後の宗主国は英国で1964年までの164年間統治下にありました。 第2次世界大戦後、英語はマルタの公用語に指定された。

宗教

ローマンカトリックが主な宗教です。教会を訪れる際は、礼拝される方々のご迷惑にならないよう、肌の露出した服は避け、帽子は脱ぎ、声高なおしゃべりを慎むなどの注意が必要です。 マルタには教会が300以上あります。

シエスタ (昼寝の習慣)

マルタには「シエスタ」の習慣があり、正午から16時頃まで多くの店がシャッターを降ろしてしまいます。

飲料水

水道水は飲めますが、多少塩分を含んでいますのでお口にあわない場合は、飲料用にミネラルウォーターのご利用をおすすめします。

電圧/電流

240ボルト、50ヘルツ。3つ穴のプラグで英国と同じBF型。アダプターはマルタでも購入できます。ホテルによっては貸し出しもしている。

通貨

         ユーロ(Euro)

クレジットカード

ホテル、レストラン、ショップなどで、Visa、 Master、 アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブ等主要なカードがご利用いただけます。

両替所

トーマス・クックの両替所、また主要なホテルでも両替ができます。ホテルは銀行より交換手数料が割高です。

銀行

営業時間は季節によって異なりますが、おおむね月-金曜日は8時半-12時半、土曜日は11時半まで、日曜日は休みです。
マルタ国際空港では24時間両替可能です。
市内中心部には、自動両替機が設置されており、日の丸が記載されている両替機は24時間、日本円からユーロに両替可能です。

チップ

一般的な目安としては料金の10%程度。ポーターの場合は荷物1点につき1ユーロほど。
ホテル、レストランなどでサービス料が請求書に含まれていない場合は10%。

税金

マルタの付加価値税は18%となっています。

2016年4月1日より宿泊者を対象とする環境税が導入されます。
環境税は1人1泊50セント、滞在中上限5ユーロまでとなっております。
導入後に渡航予定の方、予めご了承ください。

物価水準

一般的にレストラン、食品、日用品などは他ヨーロッパ諸国と比べると安価ですが、化粧品、衣料品など輸入ブランド品は日本と同じくらいです。

電話

マルタから日本への電話日本へは00(国際電話識別番号)+ 81(日本の国番号) + (最初の0を除いた市外局番)に続けて相手先の電話番号をダイヤルします 。コレクトコールのオペレーターは1152となります。ホテルからの国際電話利用は割高ですので、十分ご注意ください。 日本からマルタへの電話日本国内からマルタへは001/010/0033/0041/0061(国際電話会社の番号) + 356(マルタの国番号) + 相手先電話番号をダイヤルします

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インターネット

ホテルによってはLAN(ラン)ケーブルにてインターネットがご利用いただけます。(別途接続料が請求されます) Wi-Fi(無線LAN)もホテルロビーなどの公共の場で利用が可能です。(場所によってはID、Passwordが必要となります)

郵便

マルタ国内のいくつかの町に郵便局がございます。月-金曜日は7時半-12時半。日本への郵便は1週間程度かかります。
切手は郵便局やホテルフロント、お土産店等で購入できます。
問合せ先:ヴァレッタ郵便局(The Valletta Post Office) 月-金曜日 8:15-15:45、土曜日 8:15-12:30

病院

マルタ島メイターデイ病院/Mater Dei Hospital Tel: (+356)2545-000
ゴゾ島クレイグ病院/Craig Hospital Tel: (+356)2156-1600
薬局は、月-土曜日8時-12時半、16時-19時まで。日曜日はマルタ島では9時-12時半、ゴゾ島では7時半-11時頃まで交代制で営業していて、そのスケジュールは新聞に掲載されます。

問い合わせ先

●マルタ観光局インフォメーションデスク

ヴァレッタ Tel: (+356) 2291-5440
空港到着ロビー Tel: (+356) 2369-6073
ゴゾ島ヴィクトリア Tel: (+356) 2291-545
フリーダイヤル Tel: 8807-2230(マルタ国内のみ)

●緊急(警察、救急車、消防車) - 112
●航空会社 - マルタ航空 本社予約センター Tel: (+356)2166-2211 www.airmalta.com
●空港 - マルタ国際空港/Malta International Airport plc Tel:(+356)2142-9600 www.maltairport.com
●フライトインフォメーション Tel: (+356)5230-2000